2017年7月30日 礼拝説教要旨

イエスの御名を信じる

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第3章11-16節

主題聖句:あなたがたの見て知っているこの人を、イエスの名が強くしました。それは、その名を信じる信仰によるものです。イエスによる信仰が、あなたがた一同の前でこの人を完全にいやしたのです。

                 使徒言行録第316

 

 エルサレム神殿の「美しい門」のそばで、生まれながらに足の不自由な男が物ごいをしていました。その彼に向かって、使徒ペトロとヨハネは「わたしには金銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい」と語り、彼の手を取って立ち上がらせたところ、彼は躍り上がって立ち、歩き出すという奇跡が起こりました。これを見聞きした人々が非常に驚き、ペトロたちのところに集まって来ました。そこで、その民衆に向かってペトロが、今行われた奇跡について説明を始めたのです。

 

人々は驚いていました。この二人が奇跡を行う特別な能力を持っていてその力によってこの男を歩かせたのだと思い込んでいたのです。しかしそうではないのです。ペトロは「自分の力や信心によって、この人を歩かせた」のではない、「この人を、イエスの名が強くした」のだとはっきりと語りました。イエスの名とは、イスラエルの神の僕であるイエスの名です。

 

このお方の御力がこの人を強くし、歩かせたのです。イエスの名をこの人が素直に信じて、自分をペトロの手に委ねて立ち上がったとき、イエスの御力が現わされたのです。私たちもイエスの名を信じて歩みましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です