2017年12月24日 クリスマス礼拝説教要旨

救い主がお生まれになった

三好晴夫 牧師

ルカによる福音書 第2章1-7節

 

主題聖句:ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。

                   ルカによる福音書  第2章6、7節

 

冬至が過ぎました。今まで早く暗くなり夜が明けるのも遅かったのが、これを境に昼の時間が長くなっていきます。この時期に、まことの光として救い主イエス様がお生れくださったことを祝うクリスマスを迎えています。救い主の恵みを受けて私たちの心も明るくされたいのです。

 

2千年前、天使からマリアは身ごもって男の子を産むという御告げを受け、その御告げを信仰を持って受け入れ、夫ヨセフとマリアは救い主が生まれるのを楽しみにしていました。その時皇帝から住民登録の勅令があり、ヨセフは住民登録をするために自分の出身地ベツレヘムに行かなければならなくなりました。彼は身重のマリアを連れて長旅をし、やっとベツレヘムに着き、そこに居る間に彼女は月が満ち、初めての子を産みました。その時、その子は神の御子ですのに飼い葉桶に寝かされなければなりませんでした。飼い葉桶は家畜の餌を入れる桶です。そういう物になぜ神の御子を入れなければならなかったのか。「宿屋に彼らの泊まる場所がなかったから」でした。その町には自分のことで一杯で、彼らのことを気遣う心を持つ人がいなかったから神の御子が飼い葉桶に寝かされたのです。でもそれが神の御子が人となって共に生き始めるのにふさわしい場所でした。

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