2018年1月28日 礼拝説教要旨

種まきのたとえ

 

三好 晴夫 牧師

 

マルコによる福音書 第4章1-9節

 

主題聖句: イエスはたとえでいろいろと教えられ、その中で次のように言われた。「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出て行った。

  マルコによる福音書  第4章2、3節

 

主イエスが人々に神の福音を宣べ伝えられる時、ユダヤ人の会堂だけでなく、湖のほとりでも、主イエスのおられる場所がそのまま教える場所になりました。今日の箇所で、主イエスが湖のほとりに教え始められたのも、そこに主イエスがおられたからでしょう。主イエスは舟に乗って腰を下ろし、そこから湖の湖畔にいる群衆に向けて教え始められました。

 

「イエスはたとえでいろいろと教えられました」。イエスがたとえを使って人々に話されたことが、度々あったのです。イエスの話されるたとえは実際に日常生活に見受けられる事柄を使っての話なので、話しそのものは分かりやすいのです。しかし、たとえの意味する事は何かとなると分かりやすいとは言えません。なぜかというと、たとえの意味は、神の国の秘密に関することだからです。神の国の秘密は隠されているからです。

 

「種まきのたとえ」は、種蒔く人が畑に種を蒔く様子のお話しですから、人々に理解しやすいものでした。しかし、主イエスはその意味を群衆には説明されませんでした。でも、自分の方から、その意味を尋ねた12弟子とイエスの周りにいた人たちには、その意味を説明されました。今日、私たちもその意味を知って、主イエスの語られる神の言葉をよく聞いていきましょう。そうするならば私たちの心に救いの実が結ぶことでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です