2018年7月22日 礼拝説教要旨

  その方を信じる

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第7章51-60節

 

主題聖句:人々が石を投げつけている間、ステファノは主に呼びかけて、「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。

使徒言行録第7章59節

 

主イエス・キリストは天に帰られるとき、地上に残す弟子たちと信じる者たちに、主イエスの現わされた愛と救いを伝えていく役目を託されました。約束の聖霊が彼らに与えられた時から、その働きが力強く始まりましたが、反対もありました。信仰者ステファノも大胆に福音を伝えたため、最高法院に連れ出され、厳しい尋問を受けました。その弁明としてステファノは、旧約時代の歴史を紐解きながら丁寧に神様の約束に従うことの祝福をまず語り、続いて、イスラエルの先祖たちが預言者たちの語る戒めに従わなかったことも語りました。そして目の前の人々に、神の遣わされるメシアを預言する預言者の言葉に聞き従わず、正しい人(イエス)を殺したことをはっきりと指摘したのです。彼がそうしたのは、彼らに悔い改めて救われてほしいと願ったからでした。

 

しかし、ステファノの指摘を聞いた最高法院の議員たちは、激しい怒りに駆られてステファノに歯ぎしりをしたのです。けれども、彼は、天におられる父なる神とキリストを見つめ、「人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言ったのです。彼の言葉を神への冒涜を思った人々は逆上し彼を外に連れ出し処刑しました。けれども、彼は処刑を受ける中、自分の命を神様にゆだね、自分を殺す者のために祈ったのです。まさに主イエスのようです。すべてをご存知の主を信じゆだねたのです

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