2019年6月16日 礼拝説教要旨

 イエスは主、メシア   

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第2章22-36節

 

だから、イスラエルの全家は、はっきり知らなくてはなりません。あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」 

  使徒言行録 第2章36節

                           

先週、弟子たちに、聖霊が降って、教会が誕生したことを学びました。聖霊に満たされた弟子たちが、聖霊が語らせるままに大胆に他の国々の言葉で神のみ業を語り出したのです。それを聞いた人々は、自分たちに分かる言葉で語られる姿を見て、驚き怪しんだのでした。そのとき、その弟子たちが何を語ったのかが分かるのが、今日の箇所です。

 

ペトロと11人は共に立って声を張り上げて話し始めました。その説教の中心は、ナザレの人イエスのことでした。イエスは神から遣わされた救い主であることが、そのなさった不思議な業によって証明されていました。そんな方を、神のお定めになった計画によることですが、あなたがたユダヤ人たちは、律法を知らない者たちの手を借りて十字架に付けて殺したのです。しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられたのです。その復活の姿を見たのが彼ら弟子たちでした。ですから、彼らは皆、このことの証人なのです。

 

今、彼らがこのように大胆に語るのは、自分たちが聖霊を受けたからだというのです。イエスが、天に上げられ、聖霊を御父から受けて彼らに聖霊を注いで頂いたからなのです。このことによって、イエスは十字架によって死なれたが、神がイエスを復活させられ、主であり、メシアであることを明らかに示されたのです。私たちにも分からせて頂こう。

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