2012年4月22日 礼拝説教要旨

主題聖句 「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」


ヨハネによる福音書20章29節

説教主題「あなたがたを つかわす」

 弟子たちのところに復活の主が来られた時、トマスはその場におりませんでした。甦りが信じられず、人を避けてあちらこちらさ迷い歩いていたのではないかと思います。そのトマスが8日の後には再び仲間のところに帰ってきました。トマスとイスカリオテのユダ以外の十人は復活の主イエスにお目にかかり、すでに信じています。そこに帰って来たのは、トマス自身も受け入れようという気持ちになっていたのでしょう。

弟子たちの集まりの中に主イエスは来てくださいました。手の釘跡、脇腹の槍の跡に指や手を突っ込んでみなければ信じないとトマスは言い張りました。そのトマスに向かってまっしぐらに進み、「あなたの主張している通りにしてごらん!」と主は言われました。そのあとトマスが実際に手を入れたかどうかは書いてありません。トマスの目の前に主イエスはいらっしゃいます。またそのように声をかけていただくだけで十分だったのでしょう。8日前、「決して信じない」などと息巻いていたことが恥ずかしくなっていたのかもしれません。そしていろいろな思いを「わたしの主、わたしの神よ」という信仰を言い表す短い言葉に込めました。もはや自分の目の確かさや指や手の感触の確かさなどではなく、目の前におられる甦りの主イエス・キリストだけが信じられると分かったのです。信じられなかったトマスが信じる者に変えられました。主イエスが熱意をもって主は近づいてゆかれたからこそそうなったのです。そのためにどれほど深く祈っておられたことでしょうか。

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